AGAは、男性の脱毛症として広く知られていますが、実は、女性もAGAになるケースがあることをご存知でしょうか。
同じAGAでも、男性と女性ではメカニズムも症状も異なります。
FAGA(女性男性型脱毛症)とAGAの症状の違い
FAGAは「女性男性型脱毛症(Female Androgenetic Alopecia)」を指します。
近年、国際的にはFPHL(女性型脱毛症)と言われることも多くなってきました。
そんな FAGAの症状の最大の特徴が、薄毛が頭髪全体に及ぶ「びまん性脱毛」です。
具体的には以下のような症状が見られます。
【FAGAの主な症状】
●髪の毛のボリュームダウン
●髪の毛が細くなったり、短い毛が増える
●髪の毛にハリやコシがなくなる
●髪の毛の分け目から地肌が見えやすくなる
一方、AGA(男性型脱毛症)の症状の最大の特徴は、薄毛が局所的に現れることです。具体的には以下のような症状が見られます。
【AGAの主な症状】
●頭頂部の薄毛の進行
●生え際の後退
FAGAの原因
FAGAの原因は「女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量の低下」です。
エストロゲンには育毛・発毛を促す作用があります。
しかし、エストロゲンの分泌量が低下すると、育毛・発毛作用が弱まります。
相対的に男性ホルモンが優位となることで、FAGAの発症へと繋がるのです。
エストロゲンの分泌量低下につながると考えられる、主な原因をご紹介します。
●ストレスや生活習慣の影響
過度のストレスや疲労、ダイエット、睡眠不足、さらに過度の喫煙や飲酒、食生活の乱れなどは、髪の毛の成長に悪影響を与えます。
これらストレスや生活習慣の影響により、新陳代謝の低下や血行不良、自律神経や内分泌系の乱れから、FAGAへと繋がることが懸念されます。
●更年期の影響
閉経前後に様々な症状が出現する更年期障害。
女性ホルモンの分泌量低下を伴うことにより、FAGAを発症するケースが考えられます
治療薬
●パントガール
パントガールには女性の薄毛を改善するための特別な構造のアミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群などが配合されており、毛髪の成長を刺激して薄毛を治療。髪質も改善します。
また、パントガールに含まれるケラチンには白髪に良い効果を与えることが分かっています。
●ルグゼバイブ
パントガールの主成分に、馬プラセンタなどの美容成分が追加された、発毛効果と美容効果を併せ持つ新しい女性用薄毛治療薬です。 1ボトルのルグゼバイブに約60,000mgものプラセンタ成分を含有し、プラセンタに含まれる成長因子が毛母細胞を活性化させることで、髪の毛にハリとコシをもたせる効果も期待できます。
●ミノキシジル
血管を拡張し、毛根への血流を増やします。頭皮の血流改善作用以外にも育毛に欠かせない成長因子の産生を高める効果もあります。
ミノキシジルには、薄毛の改善と血行促進、毛母細胞の活性化の働き、発毛作用が期待できます。24週間の投与で80%以上の方が改善を実感したというデータもあります。
まとめ
男性だけではなく女性も薄毛治療をする時代になっています。
お薬で改善することも可能ですので医師の診察で適切なプランをご提案させていただきます。
カウンセリングは無料ですのでぜひご来院いただければと思います。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。