ただ黙っていただけなのに、「怒っているの?」と訊かれた経験はないでしょうか。
今はご時世的にマスクをする方も多いですが、その原因は「口元」にある可能性があるのです。
どうしても薄く平たい唇で口角が下がっている方は、人に不機嫌な印象や幸が薄そうな印象を与え、損してしまうことがあるのです。
しかし、ヒアルロン酸を使った簡単な美容整形なら、ぷっくりした唇とキュッと上がったアヒル口を同時に手に入れることができます。
そんな愛されリップをつくる「ヒアルロン酸注射」をご紹介します。
ヒアルロン酸注射とは?
ヒアルロン酸はもともと人体に含まれている成分で、皮膚などに特に多く含まれている保水成分です。
保湿化粧品などにも多く用いられていますが、加齢とともに次第に失われていってしまうものです。
美容目的のヒアルロン酸注射の場合は、主にふくらみを持たせたりシワを伸ばしたり、ボリュームを出すために使われることが多いですね。
ヒアルロン酸なら、ツンと突き出たアヒル口をつくると同時に、ふっくらとした女性らしいリップを形成できるため人気の施術です。
気軽にできる施術だからこそ、まずはカウンセリングをしっかり受けて希望を担当医師に伝えておくことが大切です。
唇に施すヒアルロン酸注射
唇にヒアルロン酸を注入する際は、笑気麻酔や麻酔テープを貼った上で注射を行います。
美容外科によって用意している麻酔や針等のオプションも異なりますのでカウンセリングで確認しておくと良いでしょう。
施術時間はわずか10分程度です。
メイクや洗顔は施術直後から可能、シャワーも可能です。
また、ヒアルロン酸は徐々に体内に吸収されていく性質を持っています。
一方で、唇に行う施術には、自分の脂肪を唇に注入してボリュームを出すというものもあります。
しかしこちらは切開や脂肪吸引が必要となるため、ダウンタイムが長くなってしまいます。
施術後に出血の可能性があるため注意が必要となり、浴槽に浸かることができるようになるのは、ほとんどの場合で抜糸後になります。
ヒアルロン酸注射に比べるとリスクが大きくなると言われていますので中々踏み出せない施術かと思います。
特に日本人の方は「ナチュラル」「バレない」が希望として多いのでプチ整形を好む方が多いのが特徴でしょう。
ヒアルロン酸注射で愛らしさのあるアヒル口のつくり方
ヒアルロン酸を唇に注入すると、「ふっくらさせることができる」「シワを見えにくくすることができる」「形を整えることができる」といったメリットの他、柔らかい性質を持っているため希望の形に近づけやすいというポイントもあります。
上唇にヒアルロン酸を注入して厚くすると、唇が上を向いてアヒル口になりますのでカウンセリングの時に自分の理想の形を医師に伝えましょう。
さらに、注入したことによって唇の内側の位置が下がり、相対的に口角が上がったように見えるのです。
ツンとしたアヒル口が叶うとともに、厚みのある唇と上向きの口角も手に入ります。
同時に「口角ボトックス」を一緒に施術すると、より綺麗な仕上がりとなります。
デメリットも知れば更に安心な施術
ヒアルロン酸の場合、もともと体内にある物質であるため、アレルギーや腫れを起こすことはほぼありません。
しかし、術後に形が気になったり、しこりになったり、あるいはヒアルロン酸が硬くなったりすることが稀にあります。
いずれもヒアルロン酸溶解剤という薬でヒアルロン酸を溶かした上で、再度注射を打つことができます。
また、注射による内出血や、麻酔によるアレルギーを起こしてしまうケースも稀にあります。
起こってしまった場合でも個人差になりますが1週間程度で収まります。
もしも治らないという場合は、施術を担当した医師に相談してみると良いでしょう。