たった数分で雰囲気、印象を変えることができる注入治療「ヒアルロン酸」
手軽な美容治療の1つとして人気です。
「切開までは怖くて出来ない・・・」
「永久的ではないから気に入らなくてもいずれなくなるし！」
「ダウンタイムがある治療は出来ないけどヒアルロン酸なら。」
など多くの理由でヒアルロン酸での整形をご希望される方が多いです。
この記事では、ヒアルロン酸施術の人気部位トップ3についてお話いたします。
涙袋ヒアルロン酸
そもそも涙袋（涙堂）とは？
下まつ毛の下側に沿ってふっくらとした膨らみがあります。
涙袋は、眼輪筋という筋肉によって形成されています。
その見た目と膨らみの質感から、脂肪という風にも見えますが筋肉が正しいです。
眼輪筋は誰しもあるものですがその大きさに関しては個人差がございます。
元々涙袋が小さい方もいれば、何もしなくてもぷっくりしている方もいます。
また涙袋の左右差が大きく出ている方もいて、多種多様です。
涙袋はぷっくりしている方が若々しく見られたりとメリットはたくさんあります。
また目が大きく見えるという点から、現代ではメイクで涙袋を書いている方がほとんどです。
他にも、「メリハリあるお顔にしたい」「マスクだから少しでも目元の印象を変えたい」
「人と接する仕事だから柔らかい印象を与えたい」などと男性の方でも涙袋を作りたいという相談も少なくありません。
ヒアルロン酸の種類
ヒアルロン酸とは？
そもそもヒアルロン酸とは
・シワの改善や形を作る
・各パーツのボリュームを出す
ことに使用するなど様々な場面で用いられる万能な製剤なのです。
たとえば、ほうれい線のシワ、おでこに深く刻まれてしまったシワなどにヒアルロン酸を
注入することで少しでも目立たなくする効果があります。
鼻筋の高さが欲しい、顎のＥラインを整えたい、などの時には形を作ることが可能です。
また、加齢とともに脂肪が減りこめかみやおでこが凹み、頬こけが気になる方に
ボリュームを出してあげることができるのもヒアルロン酸が有効的です。
また今回の話のメインである涙袋形成に関してもヒアルロン酸がよく使われます。
ヒアルロン酸にも種類が沢山あり、それぞれのお悩みに対して使い分けを行っていきます。
形を作り、ボリュームを出す上で「粘度」と「量」が重要なキーポイントになってきます。
シワの改善に粘度が高く沢山の量を注入してしまうとかえって
盛り上がり、不自然さがでてしまい、ナチュラルにはなりません。
逆におでこに少しの量を注入しても全然ボリュームがないなどといったことが起こり得ます。
注入する部位、あとはどうなりたいのかによっても製剤、量も使い分けていく必要があります。
涙袋に注入していくヒアルロン酸は主にボルベラやジュビダームといった製剤を使用して
いきます。
■ボルベラ・・・・もちっとしている/持続期間1年半から2年
■ジュビダーム・・・・ボルベラよりも柔らかめ/持続期間8カ月
クリニックによって使用する製剤も異なります。
一般的には上記の製剤を使用しているところが多い印象です。
ヒアルロン酸以外で涙袋を出すもう一つの方法⁉
涙袋にヒアルロン酸を入れたいとご相談の患者様で
よくお見かけするのが涙袋と目の下の膨らみ、クマが一体化している方です。
「もともとは涙袋があったのに、最近膨らみが大きくなってきて・・・」
などと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
涙袋は筋肉のため、筋肉が消えることはなくその上に眼窩脂肪が覆い被さることで
一体化して涙袋がないように見えてしまうのです。
その場合は、涙袋にヒアルロン酸を注入してあげても一時的には良いかもしれません。
が、重さとともにさらに眼窩脂肪と一体化して見え、たるみの原因にもなりかねません。
また、馴染むのが早ければ早いほど、ヒアルロン酸の注入頻度も多くなり
トータルで考えた時のコストパフォーマンスが悪くなってしまいます。
”涙袋を作りたい！”でもクマがあるという方には根本治療としてクマ取りをお勧めします。
以前ご来院頂いた20代の患者様。
他院で涙袋のヒアルロン酸を注入しており、ヒアルロン酸がなくなってきたから
再度注入を希望されておりました。
診察の結果、なんとヒアルロン酸が吸収されてなくなっている訳ではなく
眼窩脂肪と一体化し、涙袋との境目も分からないのっぺりしたお顔になっていたのです。
これ以上、ヒアルロン酸を入れ続けてもメリットがないとのことで
ヒアルロン酸の注入ではなく、クマ取りをされました。
クマも改善し、きちんと凹凸のある目元になり、
元々しっかりとあった涙袋も見え、
ヒアルロン酸を注入しないでも良くなったと大変喜ばれていました。
クマ取りを行ってみて、それでももう少し涙袋のボリュームが欲しいとなった場合には
ヒアルロン酸の注入を検討してみるのも良いかもしれません。
■症例写真（施術箇所:涙袋）
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涙袋ヒアルロン酸
手軽にできるヒアルロン酸だからこそ奥が深い治療でもあります。
治療を検討している方は是非一度カウンセリングにお越しくださいませ。
