目の下のたるみ取り流行っていますよね。
たるみがあるだけでお顔の印象って老けて見られてしまうものです。
シミ、シワも一緒です。
今に始まった治療ではないですが、コロナ禍くらいから
徐々に増えていった印象があります。
在宅ワークなどで出社しない方も増え、誰にも見られないしダウンタイムも問題ない
からと治療を希望される方も増えました。
10代、20代の方は老けるって何?と思うかもしれませんが地球上にいる以上、
重力には抗えませんので「老い」はやってくるのです。
重力って不思議なものですよね。
地面のほうに向かって引っ張られる力が働いているので人は立つことが出来るのです。
ではなぜ重力が老いと関係があるのかというと、
老化現象で良く聞くのがこけたややつれたということです。
脂肪が年々減り、骨も痩せてきて皮だけの状態になると皮(外側)を
支える脂肪(内側)がない為、重力の影響で下に引っ張られるのです。
それがたるみという状態になります。考えるだけで恐ろしいです…
前置きが長くなりましたが、
今回のテーマである目の下のたるみ取りについてご紹介していきたいと思います。
目の下のたるみ取りというと、切らないたるみ取りを
皆さん希望される方が多いイメージです。
切開は怖いし、ダウンタイムが長そうだから切らないで出来るならやりたいと。
もちろん切らないなら恐怖心は減りますよね。
でも切らないたるみ取りというのは表面を切らないということで
内側を少し切りそこから脂肪を除去するのです。
切るのになんで切らないって言うの?その通りです。矛盾していますよね。
実は医療では見えるところを切らない場合は切開とは言わないというのが一般的なのです。
脂肪の膨らみが強く、皮膚のたるみが強い方に関しては
切開による目の下のたるみ取りがおすすめです。
切らない目の下のたるみ取りは脂肪の除去が目的なのでたるみの改善までを治療として行う訳ではないのです。
逆にたるみが強くでている方が切らないたるみ取りを行った場合、
脂肪の膨らみは改善されても皮膚のたるみが今以上に強くでてしまう可能性があるのです。
切開は嫌という方は一度相談してみてください。
当院では膨らみたるみともに強く出ている方が切らないたるみ取りで行い、
綺麗になっている症例も数多くあります。
これもドクターの腕が良いから出来ることではあります。
なので自分は切らないたるみ取りでは無理かと決めつけず、
一度診察にお越しくださいませ。
もちろん切開法でのたるみ取りもとても人気の治療ではありますので
ご状態を確認させていただいたのち適切な治療についてご案内させていただければと思います。
治療方法
下まつ毛から約1~2㎜下の皮膚を切開し余分な皮膚の切除をします。
その後、目袋が目立つ方やたるみの原因が目の下の脂肪であれば
脂肪も伏せて切除をします。(脱脂)
その後、髪の毛よりも細い極細の糸で縫合して終了になります。
治療時間は状態にもよりますが30分程になります。
〈ダウンタイム〉
・腫れや内出血は1~2週間続きます。
腫れ感が強く出ている場合は保冷剤等でお冷やしを行っていただきますと落ち着きます。
・痛み、熱感に関しては2~3日出る可能性がございます。
こちらは痛み止めをお出ししておりますのでそちらを内服して頂ければ
コントロールできるといった方がほとんどになります。
・下まつ毛のキワを切開していく為、
下まつ毛に隠れて目立たなくなるが術後1カ月は赤みが目立つ状態になります。
・1週間後に抜糸を行いますのでそれまでは
目の下に糸がついている状態でお過ごしいただきます。
生活制限
・飲酒、運動は最低1週間お控えいただきます。
抜糸後も赤みは残っている状態になりますので血行促進をすることで
傷の治りが遅くなることもありますので極力お控えいただくことをおすすめいたします。
・コンタクトは抜糸後から可能です。それまでは眼鏡などでお過ごしください。
・目元のメイク以外は当日から可能です。抜糸後から目元のメイクも可能ですが傷になっ
ている部分はあまりこすったりせず優しく触るようにしてください。
こちらの治療はドクターの経験も問われます。
目の下の皮膚を大きく取りすぎるとあっかんべーをした時のような印象(外反)
になりますのでデザインも重要になります。
当院では切開法によるたるみ取りも数多く行っておりますので
安心してカウンセリングをお受けいただけると思います。
目の下の細かいシワ(ちりめん)や目の下の皮膚の色に関しては
この方法では改善が難しくなります。
そういった場合はヒアルロン酸やボトックスを併用してあげると良い場合もあります。
もう1つリスクとして目の下の皮膚が厚めの方は
この治療を受けても思ったほど改善しない場合もあります。
その為、適応を見極めることも非常に重要に大事になってくるのです。
皆様のご予約心よりお待ち申し上げております。