陥没乳頭とは、乳頭が乳輪の中に埋もれてしまった状態のことです。
軽度・重度を含めて成人女性の約10人に一人は発症します。
女性のみならず男性にもある症状です。
乳首が陥没していると温泉に行くときにバストを隠さないと入りづらいですし、パートナーに見られるのも恥ずかしいですよね。
実は陥没乳頭は見た目の問題だけでなく、そのまま放置していると病気にかかるリスクもあります。
特に女性の場合、将来出産を予定している方は要注意!
陥没乳頭を早めに治しておかないと授乳できない可能性があります。
乳頭が陥没したまま出産し、いざ授乳の際バストが張っても乳頭は突出しません。
乳首が陥没したままなので赤ちゃんは乳首を咥えられません。
そのためお母さんもバストが張って痛いのに授乳できずとWのストレスを抱えることになります。
局所麻酔を行ったあと、陥没した乳頭の根本両サイドに2箇所、約2㎜切開し乳頭を突出させます。
ダウンタイムをすぎると傷跡は乳輪に隠れて目立ちません。
※術後ガーゼで固定をしますのでゆとりのあるブラジャーをご着用ください。
陥没乳頭
陥没乳頭
こんな方にオススメ!
- 乳頭が完全に埋まっている
- 乳頭にかゆみ、痛みがある
- 温泉や海、プールなど周りの視線が気になる方
陥没乳頭のやり方・方法
局所麻酔を行ったあと、陥没した乳頭の根本両サイドに2箇所、約2㎜切開し乳頭を突出させます。
ダウンタイムをすぎると傷跡は乳輪に隠れて目立ちません。
施術時間
20分程度
ダウンタイム
腫れ・内出血:2週間程度
痛み:2~3日程度がピーク
抜糸:2週間後(ガーゼ交換3日後)
シャワー:下半身のみ当日から可
入浴・飲酒:1週間後
激しい運動:1カ月間は控える
リスク:熱感、発熱、左右差、傷が開く、赤み、傷跡が残る、色素沈着、うつぶせ寝は3週間は控える。
陥没乳頭のよくあるご質問
Q.傷跡は目立ちますか?
A.最初は赤みが出ますが、傷も小さく色味のある箇所ですので目立ちにくいです。
Q.痛みが心配です
A.局所麻酔のチクッっとした感じはあるかと思いますが、手術中は痛みはございません。
痛みに敏感な箇所ではございますので、局所麻酔の前に笑気麻酔や静脈麻酔でリラックスして受けて頂くことも可能です。
Q.陥没乳頭は放置していたらどうなりますか?
A.女性は出産前に治療することをお勧めいたします。
授乳ができなかったり、炎症を起こしてしまう可能性が高いです。
Q.手術してもまた陥没することはありますか?
A.陥没乳頭は陥没させようとする力が強いため、可能性はございます。
再発させないような治療を行っていきますのでご相談ください。