クマ治療

症例6 青クマ改善

37|症例⑥:青クマ改善|血行不良タイプに適した治療例

「たっぷり寝たのに『寝不足?』と聞かれる」 「目の下が青黒く透けていて、温めてもマッサージしても全然治らない」

このような「青クマ」は、眼窩脂肪のふくらみ(黒クマ)や色素沈着(茶クマ)とは全く異なる原因で発生しています。そのため、誤った治療(適応のない脱脂など)を行うと、かえって青みが悪化してしまうこともある非常にデリケートなクマです。

本記事では、頑固な青クマに対して、根本的な原因である「血行不良」と「皮膚の薄さ」にアプローチし、明るい目元を取り戻した症例をご紹介します。

【この記事の監修医師】

YBC横浜美容外科 磯村亮輔院長
磯村亮輔|YBC横浜美容外科大宮院院長


1. 症例プロフィール:20代女性・スマホやPC作業による青クマ

  • お悩み: 中学生の頃から目の下が青く、体調が悪いように見られる。最近デスクワークが増え、さらに青みが濃くなった気がする。
  • 相談経緯: 「クマ取り=脱脂」だと思い込み、手術を希望して来院されました。
  • 診断: 眼窩脂肪の突出(ふくらみ)はほとんどありませんでした。皮膚が非常に薄く、さらに長時間のPC作業による眼精疲労(血行不良)が重なり、目の下の静脈がクッキリと透けて見えている「典型的な青クマ」と診断しました。

2. 治療プラン:青クマを消す「2つの選択肢」

ふくらみがない青クマに対して脱脂を行うと、皮膚が余ってたるみが出たり、皮膚が骨に近づくことで余計に血管が透けて見えたりする(青クマの悪化)危険性があります。

そのため、当院では患者様のご希望(即効性を求めるか、根本的な肌質改善を求めるか)に合わせて、以下の2つのプランを提示しました。

  • 選択肢A:ヒアルロン酸注入(即効性重視) 皮膚と血管の間に、柔らかいヒアルロン酸を薄く均一に敷き詰めることで、「物理的なクッション(フィルター)」を作り、青みを透けにくくする方法です。
  • 選択肢B:YBC式オーダーメイド肌再生+リジュラン導入(根本改善重視) RF(高周波)の熱エネルギーで強制的に血行を促進しつつ、組織再生作用のあるリジュランを直接導入することで、コラーゲンを増やし「ご自身の皮膚そのものに厚みを出す」方法です。

今回は患者様と相談の結果、「根本的な改善をしたい」というご希望から、当院独自の【YBC式オーダーメイド肌再生】を選択しました。

▶ 02|青クマとは?原因と治療法|セルフチェックで分かる改善のポイント


3. ビフォーアフターと術後の経過(Before/After)

YBC式オーダーメイド肌再生 クマ症例

  • 術前(Before): ふくらみはないものの、目の下の皮膚に紫がかった青い静脈が網の目のように透けて見え、疲労感を感じさせます。
  • 術直後(After): YBC式オーダーメイド肌再生+リジュラン導入により、コラーゲンが増え皮膚が厚くなったため、血管の青みがソフトフォーカスされたようにぼやけ、目元全体が明るく健康的な印象になりました。

経過のまとめ

  • 施術時間: 表面麻酔を塗布後、約15〜20分。
  • 痛み: 麻酔を使用するため、チクチクとする程度で強い痛みはありません。
  • ダウンタイム: 施術直後〜翌日は日焼けをしたような赤みと軽い火照りが出ますが、数日で自然に引いていきます。翌日からメイクが可能なので、お仕事のお休みを取る必要もありません。

4. 専門医が教える:青クマに「脱脂」はNGな理由

青クマでお悩みの方が一番気をつけるべきなのは、「クマ取り=とりあえず脂肪を取る(脱脂)」という間違った認識です。

目の下の脂肪(眼窩脂肪)は、実は眼球を守るクッションの役割を果たしています。ふくらみがない(=脱脂の適応がない)青クマの方の脂肪を取ってしまうと、以下のようなトラブルが起こります。

  1. くぼみが生じる: 眼球の下のクッションがなくなるため、目がくぼんでガイコツのような老け顔になります。
  2. 青クマが悪化する: 脂肪が減ることで、皮膚が奥の筋肉や血管にペタッと張り付くようになり、今まで以上に青黒さが際立ってしまいます。

青クマの改善には、脂肪を「引く」のではなく、厚みや血流を「足す」アプローチが正解です。

▶ 08|ヒアルロン酸で改善できるクマ・できないクマ|失敗しない判断基準


医師からのメッセージ:あなたのクマの「本当の原因」を見極めます

「クマ取り」と一言で言っても、その原因が脂肪(黒クマ)なのか、色素(茶クマ)なのか、血管(青クマ)なのかによって、正しい治療法は180度異なります。

当院(YBC横浜美容外科)では、無料カウンセリングの段階で専門医が直接診察し、クマの種類を正確に診断します。もし今回のように「手術(脱脂)の適応がない」と判断した場合は、無理に高額な手術を勧めることは決してありません。ヒアルロン酸やYBC式オーダーメイド肌再生といった、切らない・安全な選択肢の中から、あなたにとってベストな方法をご提案いたします。

「自分のクマが何色なのか分からない」「どんな治療が合っているのか知りたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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監修医師情報

磯村亮輔院長

項目 内容
監修医師 磯村 亮輔(いそむら りょうすけ)
所属 YBC横浜美容外科 総院長
専門分野 目の下のクマ・たるみ治療(経結膜脱脂術、ヒアルロン酸注入)、複合的クマ治療、他院修正術、二重整形、鼻整形、輪郭整形
医師からのメッセージ 目の下のクマは、単なる疲労ではなく、眼窩脂肪の突出による構造的な変化が原因であることがほとんどです。当院では、脂肪除去による根本治療と、ヒアルロン酸によるミリ単位での凹凸調整を組み合わせた「脱脂+ヒアルロン酸」を黄金ルートと位置づけています。これは、修正の容易さ仕上がりの確実性を最優先し、患者様に最も安全で自然な結果を提供するための戦略です。本記事を通じて、クマ治療への理解を深め、最適な選択をするためのお役に立てれば幸いです。

記事の信頼性・専門性について

  • 情報源: 本記事は、美容外科における最新の知見、解剖学的根拠、および多数の臨床経験に基づき作成されています。

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